日本の傘の消費量がヤバい...!世界一深刻な傘事情を解説!
日本は傘の消費量が世界で最も多いとされており、重大な環境問題を引き起こしているのを知っていますか?
本記事では、日本の深刻な傘事情を解説します。
日本の深刻な傘事情
日本の傘にかかわる問題にはどのようなものがあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
傘の廃棄量が世界一
日本は傘の廃棄量が世界一多い国だと言われています。
日本の傘の消費量は年間約1億3,000万本と推定されており、そのうち6割以上はビニール傘になります。
参考:日本洋傘振興協議会
処理しきれていない
そして、廃棄されている傘の多くは処理しきれていない状態になっています。
特に、ビニール傘はまだ使える状態なのにもかかわらず廃棄されているものが多く、資源の無駄遣いになっているのです。
ビニール傘1本あたりに使われるプラスチックを含めた資源量は約265gであり、CO2換算すると1本あたり692gのCO2が排出されています。
ビニール傘が年間8,000万本廃棄されていると考えると、年間約6万トンのCO2が排出されていることになります。
ビニール傘はリサイクルが難しい
廃棄されたビニール傘をリサイクルできれば良いのですが、多くのビニール傘は材質が一定でなかったり、強力な接着剤が使用されていてプラスチックの分別が難しかったりと、リサイクルには適していません。
ビニール傘に替わるおすすめの傘
ビニール傘はリサイクルに適していないため、自分のお気に入りの傘を持ちましょう。
おすすめのマイ傘は「U-DAY」のRE:PETです。特徴は主に以下の2つがあります。
- 雨の日も晴れの日も風の日も使える
- 廃棄ペットボトルから作られている
雨の日も晴れの日も風の日も使える
U-DAYのRE:PETは、紫外線遮蔽率は98%以上のUVカット加工がされており、傘の骨には軽く丈夫なグラスファイバーを使用しているため、強い風に強く壊れにくいという特徴があります。
生地もしっかりと撥水加工したものなので、雨や水滴をとてもはじきやすい構造です。
そのため、日傘としても機能し、雨風が強い日でも問題ありません。
廃棄ペットボトルから作られている
RE:PETは海を汚染する廃ペットボトルを世界中から集め、それを元に作られた再生生地を使用しています。
3本の廃ペットボトルから、ちょうど1本の分の傘生地ができあがります。
さらに、その傘生地はOEKO-TEX® STANDARD100という認証を受けていて、有害な化学物質が含まれていない、世界最高水準の安全繊維です。
アップサイクル傘を実際に使ってみた感想
少し丸まったフォルムや、持ち手の木の部分もかわいくて、雨の日が楽しみになりそうです。
再生ペットボトル素材なので「プラスチックを使っている…」という罪悪感もなし!
折り畳み傘の重さは一般的ですが、LONGの傘は普通よりもとても軽く、どちらも楽に開けます!
折りたたみ用のケースにはチャックが付いていて出し入れは簡単です!
日本のビニール傘の消費量を減らすためにも、ぜひ使ってみてください。