AIRPAQのリュックの使用感を辛口レビュー！容量や丈夫さなど、機能性もすべて解説！

2023年3月4日

本記事では、AIRPAQのリュックの素材や機能性を紹介し、実際に使用した感想を辛口でレビューします。

結論から言うと、AIRPAQのリュックは大容量で丈夫なリュックを求めている人にはおすすめの商品です。

13インチのPCが入るスリーブや、小物を手軽に出し入れできるポケットが多く付いていてお出かけがかなり楽になります。

AIRPAQのリュックの特徴

AIRPAQ Backpack

AIRPAQのリュックの特徴は以下の3つです。

AIRPAQは廃棄されるはずだった自動車のエアバッグ、シートベルト、ベルトのバックルを再利用してバッグを製造している、ドイツ発のアップサイクルバッグブランドです。

ドイツでは毎年50万トンの自動車スクラップが出ており、エアバッグの多くが幸いにも作動することなく廃棄されています。

AIRPAQは、そんな車の廃材を再利用しバッグへアップサイクルすることで、新しい価値を生みながらもゴミを減らしていけるエシカルな商品です。

バッグの生地には元々は命を守るものであったエアバッグが用いられており、耐熱性と強度に特に優れているため、簡単に破れたりすることがなく長く使うことができます。

その他の素材は、ヨーロッパを中心とした世界各国の安全基準が厳しく高品質にも関わらずB級品となった自動車メーカーのシートベルト素材やバックルを使用しています。

部品それぞれにロット番号やバーコードが入っていることもあり、一つ一つが個性のあるオンリーワンの商品となっています。

AIRPAQのリュックのカラーは以下の3種類があります。

AIRPACK

裏地のカラーも、以下のように種類によって異なります。

コンパクトな見た目ですが、収納力バツグンです！

一般的なリュックと比べると重めなので、そこは注意が必要。

外側から内部にアクセスできるポケットや13インチのPCが入るスリーブ、小物を手軽に出し入れできるポケットがたくさんついています。

日常使いはもちろん、丈夫な素材なのでアウトドアにも向いている利便性の高い商品です。何よりシートベルトの留め具やエアバッグの素材感が珍しくてとってもかわいい◎

どの素材も一点ものなので、人と被らないのも魅力の1つです。比較的どのお洋服にも合うので、オシャレ・使いやすい・エシカル、という三拍子揃ったバックパックになっています。

エシカルについてあまり知らない方にもおすすめできます。

創設者であるアドリアンさんとミカエルさんは、大学の授業の一環で使用済みの工業製品等が保管されたスクラップヤードを訪れた際に、廃棄物の山を見て「一度価値がなくなったゴミを捨てるのではなく、別のものに生まれ変わらせることができないか？」と考えました。

人生で一度もミシンを使ったことがない2人でしたが、その日にエアバッグを縫い始め、バックパックにしました。

はじめは拙い形でしたが、何度も試行錯誤を繰り返し、AIRPAQが誕生しました。

AIRPAQの生産は、ブランド創設者の叔父が経営しているルーマニアの縫製工場が担っています。

工場をルーマニアに集中させることでCO2を削減し、職場環境、公正な賃金、残業なしの労働条件のもと一つ一つ手作業で縫製されています。

素材がエシカルなだけでなく、フェアトレードに則った持続可能な製造過程が背景にあるのです。

AIRPAQのリュックはコンパクトな見た目とは裏腹に、大容量で機能性に優れています。

ちょっとしたお出かけはもちろん、アウトドアやピクニックなど、荷物が増えがちな遠出にはピッタリのリュックです。

1つのリュックを長く使いたい人は、ぜひ丈夫でユニークなAIRPAQのリュックを使ってみてください！